じつは粗忽者

富士通のワープロOASYSから親指シフトが大好きです

船遊びに行ってきた

 久しぶりに船に乗りました。

 前回船に乗ったのが何時なのかを覚えていません。もしかしたら、羽田沖でルフトハンザのB747を撮るためにZEALさんのチップ号に乗って以来なのかもしれません。6年ぶりです。
 船は、飛行機以上に特別な乗り物で、海なし県で育ったからなのか板きれ一枚下は地獄という強迫観念があり、できることならば遠慮したい乗り物です。そのような事情がありながら、twitter東京湾夜景クルーズについての投稿を見て東京汽船さんのページで運航日、料金を調べてみて散歩がてらに出かけることにしました。

 

 

東海汽船さんのページ

www.tokaikisen.co.jp

東京湾夜景クルーズについて簡単に

 この催しは東海汽船さんが、東京から大島を経由して伊豆諸島の神津島まで運航しているサルビア丸の航路の一部を遊覧航海にしているようです。乗船区間は竹芝から横浜までとその逆があるので、神津島への行きと帰りの便に便乗することになるのでしょう。実際に横浜で大きなクーラーボックスを携えた釣り人らしき方々が下船してきました。
 今回は、横浜から乗船するルートにして久ぷりに中華街に行ってみましたが、中華街の人手の多いことにびっくりしてカメラを取り出さずに点心をいくつか買って山下公園でちょっと早い夕食にしました。ですから写真は山下公園からです。

乗船までの間、港町を歩く

 最寄り駅から乗船する横浜港おお桟橋近くの関内駅まではJR上野東京ライン根岸線を乗り継いで向かいます。乗り換えの横浜駅崎陽軒売店を覗いてみたら多くの商品が入荷待ちになっていました。ちょうど昼時を過ぎた時でしたから売り切れが多いのでしょう。人気は相変わらずの様子。横浜酷際に向かうときはチャーハン弁当を仕入れるのですがパス。

 何かしらのイベントを開催している横浜スタジアムの中を通り抜け、中華街の入口のある北門通りへ向かいます。

 ここは横浜マラソンで走りました。第1回は距離不足で記録として認められず、翌年にエントリーする際に前回参加者はエントリー費を半分にして欲しいわとぼやいていました。

また、スタートの合図があってから、スタートラインを通過するのに15分近くかかり、なんで!と思っていたら、多くの人がスタートラインに立っている剛力彩芽さんに手を振っていて、なるほどと思いながら通過していったのもしばらく前のこと。こんなことを覚えている横浜は特別な場所です。

中華街は大賑わい

 中華街の主な通りは大変な賑わい。皆さんマスクをしているし、大声で話をする人もいないので、感染をそう心配する必要はないかとは思いますが用心に越したことはないので点心を店先で買ってそそくさと中華街を抜け出します*1

山下公園で一息

 氷川丸の見学通路入口近くのベンチで点心の包みを開きます。傍らの売店地ビールがあったので即購入。がっつきなので銘柄その他記録することなどは全く頭になし*2

氷川丸見学の入口。閉館時間が近いからなのか閑散としています。

横浜マリンタワー

ガンダム登場

 その後は花壇がある公園内をうろうろしながらおお桟橋へ向かいます。今日持ってきたレンズはAPO-LANTHAR 50mm F2 1本のみ。

氷川丸をバックに薔薇を何枚か

ちょっと戻って、先ほどのガンダムファクトリー横浜前の広場からランドマークタワーを照らす西日。異国という感じ。

おお桟橋ホール屋上からランドマークタワーパシフィコ横浜。前のお二人の年頃のときにMS社のカンファレンスで何度も来ました。世界に触れたひととき。

 乗船受付が始まる頃には日が落ちていました。

 1階の乗船口に下りてしばらくするとサルビア丸が姿を現しました。

貨物船が来たかと思いましたが伊豆諸島に荷物を運ぶ役目もあるのでクレーンを装備しているのでしょう。

最新のサルビア丸は3代目だそうですが、この船がその3代目なのでしょうか。

 眺めているうちに接岸が済み、横浜で下船する乗客の方々が乗船口に現れます。多くの方が山やさんかと思われる出で立ちですが違いは大きなクーラーボックスを持っていること。中には2段に積み上げていてタラップから下ろすことができずに係員の手を借りる方がいました。きっと大漁だったのでょう。

東京湾夜景クルーズ

出港

 ランドマークタワーパシフィコ横浜を左手に横浜港を後にします。

大黒ふ頭

横浜ベイブリッジをくぐり、東京湾に入ります。

川崎沖

 google mapに記載の航路は、川崎の工業地帯の大分沖合です。工場地帯の夜景を見ることができるのかと少し期待しましたが、遠くに見えるのみ。写真を撮っても煙突の明かりは写るはずですが、舷側の明かり海水の飛沫が結構な量飛んでいるのが分かりましたので、カメラは引っ込めることにしました。

羽田沖

 やがて、羽田沖に差しかかると夕方の到着便のラッシュなのか、着陸する便が頻繁に頭上を通り過ぎます。横浜から乗船したMCさん(今夜は金川さんでした)が便名と機体を教えてくれますが大忙し。離れたところにいたので姿を見ることができませんでしたが、たぶんFlightrader24が大活躍なのでしょう。FE 70-200mmを持ってくればと一瞬後悔しましたが、船上で大きな望遠を振り回すのも迷惑になるでしょうからそれは別の機会に。

大井桟橋

 ガントリークレーン群の前を通り過ぎ、

レインボーブリッジをくぐると

 

スカイツリーが見えてきます。まもなく到着。

この付近の景色は羽田沖でルフトハンザのB747を撮る でおなじみの景色ですが、夜は全く違った趣になります。

次は羽田沖か神津島

 コロナ禍で外出がままならない状況から制限はあるもののまたこうして出かけることができるようになりました。そして、頭上を飛行機が飛び交うとわくわくします。そういえば、αに替えてから羽田沖には行っていないのでまたルフトハンザのB747を撮りに行くことにします。

 短時間の乗船でしたが、景色を見ながら海上を走るというのもなかなかいいもの。

船旅は経験がないので、今度神津島まで行ってみようかなと思える催しでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

*1:何しに来たんだ?という行動ですが、昔々に来たおかゆの店を探し当てることができず退散した次第

*2:残念!