とうとう来たか。
PopClipのアップデート2026.7が2026年7月23日に公開されました。
このアップデートをインストールすると一部の利用者は追加の使用料が必要になります。
forum.popclip.app
追加使用料の支払は古参の利用者が対象
詳細は前述のリリースノートに記載されていますが、要は「ライフタイムライセンス」か、無料アップデート期間中の「スタンダードライセンス」を持っている利用者と2019年1月1日以降にMac App Store経由か直接PopClipを購入した利用者はアップデート後もそのまま利用できますが、2018年12月31日以前に購入した利用者が継続して使用するためには追加の利用料が発生し、使用料の支払いまでは試用モードとなって250回分*1の猶予がある、ということです、あらまぁ…。
自身が保有するライセンスの確認は、PopClipのタイトルバーの右すみにある「アプリ」を押し、ライセンス欄にある「ライセンス詳細…」ボタンを押すと表示されます。

購入は2018年なのでアップデートは有料でしょう。ただ説明に記載されている「無料アップデート期間」がいつのことなのかがはっきりしませんので問いあわせることにします。
PopClipのサイトにはMac App Store版からスタンダードエディションへの移行方法が記載されています。
www.popclip.app
参考まで。
利用料のおしながき
利用料はふたしな。
- 2年間アップデートを行うことができる"Standard License"
一括払いで¥2,200-(2026年7月26日現在)
"Keep the last version you receive"と記載がありますからバージョン*2が変わった際には再度利用料を支払う必要があるのでしょう。
- 一生アップデートを行うことができる"Lifetime License"
一括払いで¥5,700-(2026年7月26日現在)
www.popclip.app
Day Oneとは扱いがずいぶん違う
macOSのアプリの中でも"Day One"は古参の利用者は「プラス」といういわば裏メニュー的な扱い*3で追加の利用料を要求されることはありません*4。対して、この扱いの差はなんなんだと。ならば、追加利用料に見合うアップデートなのか調べてみました。
2026.7の新機能は何か
互換性
新機能の前に動作するmacOSを確認します。もっとも古いバージョンがmacOS 13.5 Venturaで新しいmacOS 27のベータでも動作するとのことです。
新機能
新機能はざっと三つ
- インストールできる拡張機能と設定できるアクションが無制限に
- 複数のインスタンスが作成可能に
- iCloudを使用して複数のmacOSで同期が可能に
これまではデスクトップに常駐する便利なお手軽ツールだったアプリが大がかりなものになったようです。
以前、PopClipがmac App Storeから外れた理由にPopClipはアクセシビリティでコンピュータの制御を許可しないとならないため悪意のある拡張機能がインストールされたときに安全が脅かされる危なさをAppleが危惧したのではないかと書きましたが、iCloudで同期したときに一瞬で手持ちのMac全てが危うくなる、なんてことはないのか…もちろん、設定で同期の有無は選べるそうです。
lefennec1765.hatenablog.com
参考記事:PopClipは、Appleのサンドボックスポリシーのため、Mac App ...
旧版(2025.9.2以前のバージョンに対する更新は行われるのか
この点についての記載はありません。バージョンがはっきりしないこともあり、複数のバージョンが維持されることはないのでしょう。
さて、どうする
macOSを使うにはなくてはならないアプリですのでこのさき新しいmacOSでバージョンアップしないと使えなくなるか、追加された機能が有益な機能であれば使用料を払って使い続けますが、こう何から何まで有料へ移行するか値上がりが続くと支払う金額に見合うものなのかを厳しく確認して多少の不便で我慢できるならば使用を止めることも検討もすることにします。
それにしても、リリースノートはよく読まないとなりません。
謝辞
文中のソフトウェア名、商品名、社名などは各社の商標または登録商標である場合があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
起稿日 2026年7月25日