じつは粗忽者

富士通のワープロOASYSから親指シフトが大好きです

定点観測・番外-生存競争

 撮りを探して写真を撮ることと、ウォーキング・ランニングに定期的に訪れている公園。最近は10年以上いたアヒルの兄弟がいなくなり、また来訪する小鳥が激減してしまったため、写真を撮ることがなくなりましたが、ここ1週間の暑さで気がついたことがあります。

 

熱い日が続きます

 梅雨明け前から続く熱さ。今年は(も)なにかおかしい。そこで7月20日時点*1のお天気の状況を調べてみました。雨が明らかに少ない

今年

昨年

7月の降水量を昨年と比較すると、7月ひと月に昨年は11日雨が降りましたが、今年は6日。雨が降らなかった日が最も長かった日数は昨年の8日間に対して9日(7月20日現在*2 )と降らない日が明らかに多く、しかも降水量も大幅に少ない状況です。

気象庁 ホーム > 各種データ・資料 > 過去の気象データ検索 > 日ごとの値から引用

www.data.jma.go.jp

 このような気象状況の中、園内を歩いていて草が枯れ始めている場所が目立つちます。中でも赤松やけやきの根元の草の枯れ方がひどいようです。

立木vs.草

赤松の根元は除草剤をまいたよう。もちろん公園ですからそのような薬剤は使用しないはず

まるで大勢の人が歩いたような枯れかた。

ウォーキングコース沿いに植えられているレンギョウの木も元気なさげ。ソメイヨシノの根元の草もやはり枯れています。

 池のほとりに生える葦の茂みに巣を張る女郎蜘蛛はひときわ大きく成長。

 休日には子供たちでいっぱいの広場の草もやはり枯れています。

枝vs.枝

そのままコースを周回してソメイヨシノの枝の下へ。陽が直接差さないので心なしか涼しい。

ただ、この木々の中にも枯れている枝が目立ちます。

生存競争のすさまじさ

  木々の周囲の草が枯れているのは、地中の水を木々が吸い上げてしまい、草まで行き渡らないためでしょう。池の周囲や恐らく地中に水が含まれているだろう場所の草はまだ元気です。また、木々も水を保持するために自ら枝を落としているのではないでしょうか。枝が落ちるのは秋から冬にかけてと思い込んでいましたが、どうやらそうではないようです。

 熱さが続き外で活動するにはかなり危険な状態ですが、日影を作りいくらかの涼しさをもたらしてくれている木々や草にとっても厳しい状況のようです。

 皆さまもどうぞご自愛ください。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

*1:書きかけて放っておいたので大分前のことになってしまいました

*2:さらに更新中