スキーヤーの皆さん、なかでもレース指向の方々に2023−24シーズンの雪不足のお見舞いを申し上げます。
上信越方面はとくに暖冬の影響が大きいのか雪の少ないスキー場が多数で2024年の正月が明けた6日からの最初の連休までヤキモキしたこととお察しします。その連休前後に若干の雪が降ったものの降雪直後に気温が上がったりで各スキー場の積雪量は予断を許すことができない状態だったのではないでしょうか。
暖冬で雪不足ではありますが2月の声が聞こえてくると各スキー場での草大会も始まり12月と1月の練習不足をどうにかごまかして大会に参加するということになりました。そこで大会の前日に感覚を思い出すために軽いトレーニングをする、あるいは東京と埼玉あたりから日帰りで練習に行くことができる上信越道沿線のスキー場を洗い出してみました。紹介する順序は東京、埼玉から近いところにあるスキー場からです。
上信越道佐久インターチェンジ近郊
東京、埼玉付近から積雪の心配をさほどすることなく、日帰りでいくことができる範囲となるとやはり上信越道佐久インター付近でしょう。もちろん夏用タイヤで出かけることを控えることが賢明なのは言うまでもなく、万が一の降雪のためにチェーンは必携です。佐久インター付近はもともとが雪が少ない地域ですから人工降雪機を設置したスキー場も多く、乾燥した雪に触れることもできるはず。うるさいことを言えばワックスも変えないとなりません。
軽井沢プリンスホテルスキー場
近い、場所の知名度という点ではやはり選択肢の筆頭。アウトレットが隣接しているのでスキーに飽きたらウィンドウショッピングもいいかもしれませんがうっかりすると思わぬ散財をすることになるので慎重に。
- 利用可能日 2014年1月29日から
- セット内容 GSとSL。基本はGSでSLのセットは日が決まっている。
- 使用コース フリーバレーの約200m。例年はパノラマコース中間付近からリフト乗り場付近までの約400mにセットしていたが今年は雪不足のためで変更されている。
- コース使用料 無料
- リフト料金 大人¥8,000-(現地購入、事前Web購入で若干安い、シニア・中高生割引あり)
- 問い合わせ先 0267-42-5588(軽井沢プリンスホテルスキー場)
八千穂高原スキー場
こぢんまりとしたスキー場ですがコースのバリエーションは豊富。国道141号線から大分奥まった場所に位置していますが、上信越道の佐久小諸ジャンクションから八千穂高原インターチェンジまで中部横断自動車道が開通しているので軽井沢からさほど遠くはありません。ただし、標高1,600メートルを超える高原ですので雪道を走る装備は必須です。
- 利用可能日 毎週日曜日の午後
- セット内容 簡単なGSのゲート
- 使用コース 第3コース中腹
- コース状況 第3コース(距離650m、標高差130m、最大斜度25°、平均斜度13°、コース幅30〜40m)
- コース使用料 無料
- リフト料金 一日券¥4,500−(土日祝日)、平日割引企画あり
- 問い合わせ先 0267-88-3866(八千穂高原スキー場)
シャトレーゼスキーバレー小海
小海リェックススキー場といえばご存じの方も多いはず。こちらも国道141号線沿いのこぢんまりとしたスキー場です。前述の八千穂高原スキー場のお隣ですがより国道から近いのでアクセスは楽かもしれませんじ雪道を走る装備は必須です。
- 利用可能日 公式サイトに記載はないので事前に確認をお勧め
- セット内容 2022-23シーズンはDコースへ設置していたが、今シーズンは雪不足のためFコース「メンヒ」に設置。当日のゲレンデ状況で設置がない場合があるとのこと。やはりなるべく当日朝に問い合わせをすることがお勧め。
- コース状況 「メンヒ」のコース長は600m、最大斜度18°、平均斜度12°の中級者用コース。公式サイトにある写真の説明には「最大10旗門」、「ミドルスラローム」、「三角フラッグを使用」とあり、スタートゲートも設置されている様子
- コース使用料 無料
- リフト料金 一日券¥4,800−(土日祝日)。シニア料金 一日券 土祝日¥3,800-、平日¥3,500−。半日券 土祝日¥2,800-、平日¥2,500−。マスターシニア割引(平日(月〜金))60歳以上 ¥2,500-※併用不可、要身分証明書
- 問い合わせ 0267-93-2537 リゾートセンター(スキー場代表)
さて、どこに行こうか
紹介したほかにも有料でトレーニングができるスキー場もいくつかありますが、今回は軽いトレーニングができるスキー場を探してみました。探せばあることがわかりました。
SLのトレーニングをするならば、軽井沢プリンスホテルスキー場一択。2024年2月は12日(月)と27日(火)の2日間です。リフト料金が多少高いとはいえSLのセットを滑ることができるのは大変ありがたいことです。
くれぐれも怪我をしないようご自愛ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。