この冬の定点観測も打ち止めです。
こんな冬は記憶にないくらい鳥影が疎らでした。そして、桜(ソメイヨシノ)が散り始めて今年も望遠を担いで歩き回ることもおしまいにするかと考えていた矢先に衝撃の出来事が。
この10年ほどの間、ここを訪れるたびに声をかけていたあひるの兄弟の片割れが無残な姿になっていました。烏かなにかに襲われたのかそれとも。
声をかけ始めた最初の頃は6羽の兄弟でしたがあっという間に4羽がいなくなり、その後10年間は兄弟2羽で暮らしていましたがとうとう。
残された1羽はカルガモを追い回していましたが、兄弟と思ったのかあるいは襲った相手だったのか。とにかく哀れでした。アヒルは固体によっては20年ほど生きるそうですが、この先、餌に不自由することはないとしても一羽だけで暮らしていけるのか。どうなるんだろう。
あひるの兄弟のこれまで
2012年
このときは6羽の兄弟でした。どうしてこの池にやって来たのか。
2014年
気がついたら2羽に。
池の畔で体操でもしているのか。
2015年
たけのこ
2017年
2018年
キリッ!。アップのまともな写真はこの1枚かも。
2021年
真冬(1月)の池で餌を探す2羽。
餌場なのか、ねぐらなのか。枯れ葉の山を徘徊散歩中。
2022年
2023年
2羽おそろいの写真を撮りそびれました。
それでも季節は流れる
池の周辺では事件が起きましたが、桜(ソメイヨシノ)はいつものように咲いています。今年もずいぶん早く咲きました。
数が増え続けているカワウは羽を乾かしている真っ最中。
春休みももうすぐ終わり、まもなく新学期が始まります。賑やかだったここも静けさを取り戻します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。